随分と久しぶりの更新となります。旅行やKingGnuの配信ライブだ何だで取り掛かれていなかった事もありますが、感想を書こうとしていた現在公開中の『ミッキー17』についてが上手くまとまらなくてですねぇ…まとまらないというのも良かったと思う部分はマーク・ラファロが楽しそうだったぐらいで、特出して不満に思うような要素も無く感想に困ったというのがあります。格差社会や権力者と搾取のテーマなら『スノーピアサー』(2013年公開)の方が良かったと思うし…なんて悶々と考えていたらこの日を迎えてしまいました。恐らく2025年上半期の天王山。アクション映画の公開が大渋滞の4月11日です。絶対に公開日を狙ったとしか思えないラインナップを攻略するには、初日から気合を入れていくしかねぇだろ!という事で4月11日から13日にかけての激闘を感想と共に記します。各作品、毎度の事ながらややネタバレ注意です。

↑見よ!これが桜大仏。内容には関係ないですが奈良にある壷阪寺での一枚です。
1日目
開幕戦となる4月11日金曜日。勿論平日なので会社に行かなくてはいけませんが、もう私の頭は朝から映画モード。早く定時になれ~と念を送り続けてついに迎えた18時。颯爽と会社を旅立ちいざ映画館へ。丁度良い時間に開始の作品を既に予約済みで、それが
『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
2015年に公開した韓国産ポリスアクション映画『ベテラン』の続編。法律で適切に裁かれない悪人たちを狙った連続殺人事件を暴力上等型破りなベテラン刑事(ファン・ジョンミン)率いる凶悪犯罪捜査班が描かれます。
きっと誰が観ても面白いと思える痛快作品。とにかく諸々の要素が絶妙なのです。コミカルとシリアスのバランス感、登場人物たちのキャラ立ち、先が読めそうで読めないストーリー展開、アクションシーンの見せ方、どこを取っても一級品。タイトルが出るまでのオープニングの掴みもバッチリなド直球エンタメです。さらに急にとんでもないシーンをぶち込んで来るのがスンワン監督の特徴でしょう。階段落下のシーンは思わずギョッとしましたね。音がめちゃ痛々しいのよ。
ただ前作から10年のブランクはちょっと大きかったのでは?私自身、前作は2〜3年前に観たきりだったので前作からの繋がりに少々混乱。それを補填するためにも1週間限定の再上映は行っとくべきだったかもなぁ。
ちなみに出演者が私の2024年度映画ベスト10の第2位だった『ソウルの春』とかなり被ってました。特にファン・ジョンミンとチョン・マンシクって面白い映画にしか出て来ない人なんでしょうか?w
2日目
2日目の12日は、学生の頃のからの友人に誘われた作品を観に行きました。それが、
『アマチュア』
妻をテロリストによって殺されたCIAの分析官(ラミ・マレック)が、復讐のため未経験の暗殺ミッションに乗り出すといった変わり種なスパイアクション。標的を殺害するのに必要であろう格闘や射撃は一切駆使せず、理系的アプローチで敵を駆逐します。予告を見た印象から何となく予想はしていましたがちょいと地味。いまいち盛り上がりに欠けるんですよね。
まず敵のテロリストたちも結構なアマチュア具合。全体的に脇が甘いって言うんですか、そもそも発端となったホテルで取引相手と揉めて発砲ってものプロらしさに欠けます。もっと凄腕の殺し屋やハッカーが相手でないと、主人公の殺しの経験がないという設定に張り合いが無くなると思いました。アマチュア同士の対決じゃ盛り上がりませんよね。
それと奥さんは何の仕事してた人だったの?この点のみならず奥さんの人となりが不透明だったのが気になりました。そこが分からないと主人公が抱える喪失感や怒りがいまいち掴み切れず感情が乗らなかったのもありました。
それにしても誰かと一緒に映画を観に行くのは一体いつぶり…?その友人とは去年公開の『トランスフォーマー ONE』を観に行く予定でしたが、予定が合わずお流れとなった経緯が。いや~トランスフォーマーの方が盛り上がれたかもなぁ~。
3日目
最終日は2連チャンです。まずは新宿にて
『サイレントナイト』
を鑑賞です。内容は至ってシンプル。あるクリスマスの日、ギャングの抗争に巻き込まれ息子と自身の声を失ったお父さん(ジョエル・キナマン)が1年後のクリスマスにギャングへ復讐を行います。しかしこの監督がジョン・ウー。銃撃映画の重鎮の久々の帰還ですから、これは観ないといけません。
ベレッタの活躍や2丁拳銃、カッコ良いバイクスタントとお決まりといっても良いシーンに加えて「ジョン・ウィック」シリーズを筆頭としたアクション映画のニュージェネレーション要素をしっかり抑えています。特に階段での長回し風アクションは『アトミック・ブロンド』(2017年公開)や『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)を思い起こさせます。それに台詞に頼らず主演のジョエル・キナマンの顔力で魅せる映画でもあり、監督の衰え知らずの探究心が垣間見える作品でした。
因みにベレッタはオーソドックスな92fのみならず、クーガーや90-twoと思わしきモデルも終盤に登場。いやPx4かも?ともあれベレッタ祭りである事は間違いなし。でも鳩は?鳩の代わりにインコみたいな鳥が登場しましたが、それは平和ではなく争いの前触れを意味していたのでしょうか。インコにそんな例えがあるのかな?
っていうか客層、おっさんしか居ないじゃん。ジョン・ウー作品はおじさん需要しかないのでしょうか?それはちょいと悲しいぜ。
鑑賞後はハンバーガーで腹ごしらえをし池袋へ移動。道中スマホのアンテナが立たないトラブルに見舞われました。一時的なものだったから良かったですが一瞬故障かと思ってヒヤリ。故障って急に来るからね、あぁ怖い。そんな中で3日間の最後を飾ったのが
『ゴーストキラー』
殺し屋の幽霊に憑りつかれた女子大学生(髙石あかり)が裏社会へ殴り込みを掛ける邦画アクション。こちらは単独で記事を書こうと思いますので、詳しい内容は割愛します。ただ一言言わせて欲しい。髙石あかりは素晴らしい女優さんです。ちょっとこれからは「さん」付けで呼ばせて頂きます。
まとめ
以上、3日間で観た全4作品についての雑談でした。
実は11日公開にはリーアム・ニーソン主演の『プロフェッショナル』もありましたし、アクション作品以外だと『シンシン/SING SING』もありこれらは未見。『天国の日々』のリマスターも気になる状況で、残念ながら天王山攻略とは行きませんでした。観たい作品の渋滞で4月中は何だかこんな調子が続きそう。さぁ今週末は何観に行くか考えないと(仕事そっちのけ)
という事でこの辺でお開きです。ありがとうございました。