今回はちょっと指向を変えて今週のお題に便乗してみます。現在六本木の森アーツセンターギャラリーで開催している「ゴジラ・THE・アート展」へGW中に行ったので、その感想を綴っていこうと思います。

ゴジラとは何か?
本企画展のテーマは、”ゴジラとは何か?”。様々なアーティストたちがそれぞれの解釈を基に制作したアート作品が展示されていました。
映画史的に見ればモンスター映画の一つ定型を生み出したレジェンドキャラクターだと思いますが、個々の作品ごとによって微妙に異なる意味合いを持つのがゴジラです。勿論、作り手や時代性が反映されるからこそですが、ほぼ共通といっても良いのは災害や戦争といった破壊やディザスターの象徴。この解釈を感じ取れる作品はやはり多かったように思います。
そんな中、個人的には「日常に潜む存在」という視点を感じられたのが新鮮でした。「NNCーきょうの出来事β」というタイトルで、会場内に点在するディスプレイや掲示板の作品。特に何気ないニュースが流れる映像が印象的でした。天候に関する内容やタンカーの事故による重油の海洋流出、野性動物の殺処分に関するニュースにはそこはかとなくゴジラの存在が感じられます。ゴジラという巨大な怪獣は意外にもメディアを媒介し日常に潜んでいるのかもしれません。そう考えると全てのものに神が宿るとされる日本古来の概念 八百万の神ともどこか共鳴する所がある気がしました。
なんてアカデミックな感じの事を考えてみますが、結局私にとってゴジラは永遠のアイドルなんですよねぇ~。いやアイドルというよりロックスターの方がしっくりくるかも。何処かでも書いたような気がしましたが、ここまで映画に魅了され人生を掛けて傑作を探し回っているきっかけは間違いなく幼少期にゴジラ作品に触れたからだと思っています。だからこそゴジラを見るといつだって童心に戻れますし、どんな大敵にも屈しない凛々しい姿はいつまでも憧れの存在です。なので私がゴジラでアート作品を作るなら、そうしたメッセージ性を込めるだろうと思いますね。
まとめ
以上、ゴジラについて見つめ直したGWのとある一日でした。
思っていた以上にアート展でしたね。少しは歴代の作品に触れるコーナー等もありそうなものの、全くなかったのでゴジラ作品にがっつり触れてきた人じゃないと少しハードルが高い印象は受けました。つまりゴジラガチ勢の方々にとっては必見ですので、是非足を運んでみては?
という事でこの辺でお開きです。ありがとうございました。
↓鑑賞後、ゴジラをイメージしたという真っ黒な担々麵を頂きましたよ。富山ブラックラーメンを超える漆黒の正体は黒ごま。大変濃厚でございました。
