キャプテン・シネマの奮闘記

映画についてを独断と偏見で語る超自己満足ブログです

第310回:映画『死霊館 最後の儀式』感想と考察

今回は現在公開中の映画『死霊館 最後の儀式』を語っていこうと思います。毎度の事ながらややネタバレ注意です。

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イントロダクション

実在した心霊研究家の夫婦が体験した事件を基にした人気シリーズ「死霊館」の第4作目にして最終章。スピンオフ作品も含めるとかなりの本数がある一大ユニバースでもあります。

舞台は1986年。ペンシルバニアに住むスマール一家の次女(キーラ・ロード・キャシディ)は、堅信式のお祝いで祖父母から姿見をプレゼントされる。しかしそれ以降、不可解な現象に見舞われ一家は命の危険を感じ始める。実はこの姿見、心霊研究家であるウォーレン夫妻(ヴェラ・ファーミガパトリック・ウィルソン)とその娘(ミア・トムリンソン)と因縁を持つものでもあった。

監督はマイケル・チャベス。前作『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021年公開)を始めスピンオフ作品も多く手掛けている「死霊館」シリーズ職人です。ただこの方、割とアクションホラーとしての要素が強い演出をとってくる印象があるので、個人的には少々物足りなさがあるんですよね。最終章ならジェームズ・ワン監督で観たい気持ちは山々ですがプロデューサーとしての参加のみで致し方なし。

主演は勿論ヴェラ・ファーミガパトリック・ウィルソン。お二人共に本シリーズがフィルモグラフィーにおける代表作になったのではないでしょうか?とはいえファーミガは『エスター』(2009年公開)。ウィルソンは『トマホーク ガンマンvs食人族』(2015年公開)に出演していた事を忘れてはいけません。

個人的注目はベン・ハーディ。『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年公開)でロジャー・テイラーを演じていた男前です。ベイの『6アンダーグラウンド』(2019年公開)にも出てましたね。あれ続編ないのかな?

実は家族映画

本シリーズ、1作目は2013年公開ですって。こんな長い付き合いになるとは思わなかったですが、実はこのシリーズはホラー映画の皮を被った家族映画なんですよね。今回それを改めて感じる最終章でした。

本作で最も重要なポジションとなるのがウォーレン夫妻の娘さん。ってあれ?娘さんは今まで登場してましたっけ?ちょっと調べてみると前作の時点で登場していたようなのですが…あんまり印象にないな。悪魔裁判がテーマだったはずですし。そんなやや突拍子のなさを感じる娘さんの誕生秘話や母親の遺伝から”見える子ちゃん”状態である事に葛藤する様、さらに婚約者とのラブリーなやり取りと最終話にして一体何を見せられるんだ!w相変わらずウォーレン夫妻の方もラブラブですし、家族描写が今まで以上に濃厚に思えました。

しかし思えばシリーズ全ての作品に共通していたのが、家族の団結が邪悪な力を跳ね除けるといったスタンス。それを怪奇現象に見舞われる家族ではなく、今回はウォーレン一家自体にフォーカスを当てたという事だったのかもしれません。また先日観た『ファイナル・デッドブラッド』もそうでしたが、邪悪な力に対し家族で挑むという世代を超えた戦いを描くのが、近頃のトレンドなのかもしれません。

まとめ

以上が私の見解です。

これで最後ですかぁ…まぁ決して退屈というわけではありませんでしたが、これで良いのか?という気持ちには見舞われました。

それと気になったのが出演キャラ。ホラー人形界のスター選手 アナベルさんは今回もゲスト出演的な恰好でデカくなったりしてましたので良しとして、パワー系修道女 ヴァラクさんは?絵がチラッとは映りますけど活躍シーンに恵まれませんでした。それとスピンオフ作品で貞子っぽい方居ませんでしたか?あの人はどうしちゃったんでしょう。最後なので皆集結の大団円を期待してたんですけど、もしかしたらスピンオフ作品の方は今後も作っていくのかもしれませんね。

という事でこの辺でお開きです。ありがとうございました。