キャプテン・シネマの奮闘記

映画についてを独断と偏見で語る超自己満足ブログです

第134回:SF映画についての適当な雑談

いやいや、どうした?ここ最近ブログのアクセス数が未だかつてない数字となっています。どうも『女神の継承』の感想アップして以降なんですよね。へぇー需要あるんだ、大したこと語ってないんですけどね。まぁそんな事は置いといて、今週のお題「SFといえば」というはてなブログのお題を見かけたので、久方ぶりに便乗してみようかなと思ったら随分前に終わってたなと思う今日この頃。このお題の更新日っていつなんだろ。まぁ別にいっか。ちょっと沸々と思い付いた事があったので色々なSF、というかSF映画をなんの脈拍もなく適当に語っていこうと思います。

 

映画の中でSFが一番人気?

まず「SFといえば」の問いに対して思ったのが、“一番人気あるジャンルでは?”ということ。特に映画のジャンルにおいてはSFが何だか一番人気でしょう。

SF映画で真っ先に思い付く「スターウォーズ」シリーズは当然SF。往年の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや現在新作が公開している『ジュラシック』シリーズもSF。そしてMCUを筆頭とした今をときめくアメコミヒーロー映画だって多くがSFのジャンルです。そりゃ視覚映えと妄想力を搔き立てる設定という映画における必須ともいえそうな要素がこのジャンルには絶対的に含まれるわけですからね。

ちなみに私の好きなSF映画で言えば『インセプション』(2010年公開)『ブレードランナー』(1982年公開)『メッセージ』(2016年公開)と割と硬派な作りのものが好きです。ちょっと視点を変えた『her/世界でひとつの彼女』(2013年公開)もなかな良いです。

こんな話をしていると、邦画におけるSF映画の代表作って何だろうなという疑問も浮かんできました。『散歩する侵略者』(2017年公開)や『ARC/アーク』(2021年公開)が思い付きましたが、個人的嗜好が強いよなぁ。なんてこと書いてたら忘れちゃいけないものがありました。『ゴジラ』シリーズですよ。今やハリウッドでの活躍が目立つ日本が生み出した怪獣王。『ゴジラvsコング』の続編が楽しみなところです。

 

ターミネーター ニューフェイト』のはなし

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SF映画の最近の話題で言えばコレは外せませんよ。こちらもSF界の往年の名作である「ターミネーター」。その6作目にして『ターミネーター2』(1991年公開)の正当な続編といわれた『ターミネーター ニューフェイト』(2019年公開)について。

つい先日監督をしたティム・ミラーが本作を「大失敗だった」と発言。“えっ監督が否定するほど酷かったかな?”と思い改めて観直してみましたが、いやいやかなり面白いですよ。確かに冒頭であのキャラクターを退場させるのは大層な爆弾投下でしたが、こういう世界線もあるという意味合いでは全然アリだと思います。

そんな事よりも登場する女性キャラたちが超絶カッコイイのがポイント。今回の人類側として戦うマッケンジー・デイヴィス演じるサイボーグのグレースは長身を活かしたダイナミックなアクションが最高にイカしてます。鉄筋スローイングやチェーンブン回しシーンやウルトラマンの如き短期決戦型ってのも萌えます。そして12年ぶりの復活となってリンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーも最高です。だってあの登場シーンですよ。車で颯爽と現れ、ドラムマガジンセミオートショットガン(Vepr12か?)を乱射した挙句LAWのロケランをカマすという高火力過ぎる流れ。そして例のキメ台詞からのスーパーショーティーを手に…いや反則だわ。この二人が強力なので肝心のシュワちゃんの影が薄まっているのは一理ありますがそれでもええわ。

彼女たちと対峙する敵キャラに関しても2作目と3作目の良いとこ取りしつつ新しいタイプのチートキャラになってましたし、ポーカーフェイスの気味の悪さも冴えてました。

興行的に苦戦をし当初予定をされていた新たな3部作が頓挫したらしいその観点でいえば失敗なんでしょうけど、少なくとも『ターミネーター ジェネシス』(2015年公開)よりは遥かに面白いと思います。あれはねぇ…何だったんでしょうね。

プレデター:ザ・プレイ』のはなし

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さらに最近観たSF映画で言えばもう一つ。SF映画界のビックスター プレデターさんの最新作です。こちらはまさかまさかのDisny+限定配信。おいディズニーよ、「プレデター」シリーズぐらい映画館で公開しなさいよ。

今回のプレデターさんは1700年代のアメリカへ殴り込み。相手はコマンチ族の戦士や白人狩猟軍団の皆さんです。主役は「プレデター」シリーズで初の女性。ロープ付きハチェットをぶん投げまくる生粋のハンターで追跡能力や状況判断力も高いプレデターにとっては好敵手。ただそのスキルを「女性」という理由で仲間に認めてもらえていないという状況が現代的なテーマ性となっています。

そして時代に合わせたのかプレデターの装備も魅力的。いつものプラズマランチャーは3点バーストの矢みたいなのに仕様変更。そりゃ弓矢やフリントロック式の銃相手にプラズマランチャーだったら無双状態ですもんね。斬殺にも利用できる開閉式のキャプテンアメリカよろしくなシールドも良かったです。

見せ場に入るまでの序盤が少々長かったり、プレデターお家芸であるステルス機能の魅せ方・使い方があまり上手くない気がしましたが、1987年公開の1作目へのオマージュ満載な楽しい作品となっていました。「血が出るなら殺せるはずだ」の名言登場には思わず拍手しちゃいましたし、やっぱり映画館で観たかったなぁ。

まとめ

以上、旬な作品と共に映画を語ってきました。

さて今年公開のSF作品がどんなものが控えているのでしょうか。直近だと『NOPE/ノープ』がどうやらジョーダン・ピール版『未知との遭遇』って感じなのでとりあえず期待ですかね。あとは何だ?あんま把握してないけどそんなにザ・SFみたいな作品は無いのかな?

ということでこの辺でお開きです。ありがとうございました。