キャプテン・シネマの奮闘記

映画についてを独断と偏見で語る超自己満足ブログです

第215回:今まで鑑賞した映画を数えてみた件

今回は本ブログ史上最もどーでもいいことを書いていきます。

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↑ネタとは関係ない写真ですが、雪深い神社って良いよね

10年間の歴史

私、我ながらマメな人間なもので日頃から鑑賞した映画のタイトルをルーズリーフにメモってるんですね。それを2013年から続けているので去年で丁度10年間が経過しました。うわー10年も経ったのかぁ、歴史ですよ。そんな区切りの良さがあったので、果たして何本観て来たのかメモの集結を取ってみようと思い立ちました。厳密には11年の記録になりますが、カウントしたところ総計…

 

2047本

…おおぅ。同じ作品の繰り返し鑑賞もあるので作品数にすると体感値1800~1900タイトルになるかと思います。世間一般のアベレージのような比較対象は当然ないので何とも言えませんが、人と話していても「最近観たい映画ないんだよねぇ」とか「最後に映画館行ったの何年前だ?」なんて事を聞く機会も多いので明らかにトチ狂った本数でしょう。では、何故そんなに観てしまうのか?考えてみると2つの事が思い浮かびました。

狂ったように観る理由

1守備範囲の拡大

メモを見返して気付いたのが観ているジャンルの拡大でした。元々ハリウッド系列の洋画大作を中心に観ていたのが、年数が経過するごとに邦画や様々な国の作品の本数も増加傾向に。とりわけコロナ禍で外出が憚れた期間に動画配信サービスに加入したのも大きかったような気がします。レンタル店だと洋画と邦画でだいたいコーナーが分かれていたりするので、洋画ゾーンのみ漁って終了がほとんどだったのですが、配信サイトのホーム画面は結構ごちゃごちゃ挙がっているせいで、別に観ようと決めていなかった作品を観ちゃったりするんですよね。「映画」と一括りにいってもとにかく幅広いので、良くも悪くもテリトリーが広がってしまいました。

2これだけ観てもまだ観ていない作品がある

そうなんです。どれだけ観てもまだまだ観た事のない作品が存在する事が私を狂わせます。いわゆる名作扱いをされている作品も世間的に人気のある作品に至るまで多数。以前どこかにも書いたかもしれませんが『風の谷のナウシカ』や『サウンド・オブ・ミュージック』を観た事ないっていうと驚かれますもん。きっかけやタイミングの問題なのよぉ~。ってな感じで一生かけても観てない作品が存在するのは間違いないという現実。恐ろしいちゃありゃしないぜぇ。

本数マウントってさ

こうした鑑賞本数の話になると、”年間○○本以上観てないと映画好きじゃない”や”○○本観てればシネフィル” みたいな謎の基準で数マウントを取ろうとする発言がSNS上で定期的に散見されます。で、今回数えてみてそれが不毛な事だと改めて思いました。

だってどれだけ本数こなしたって観た事を忘れてる作品ばっかりになるもの…。これはメモを見返して実感しました。「もしドラ」の映画?ホントに観たのかよ!『エクトプラズム/怨霊の棲む家』とか『陰謀のスプレマシー』とかそんな映画もあったなぁ、内容覚えてねーよ!こうなるから感想をブログやSNSになるべく残すという事にしている訳ですが、去年観た映画ですら”えっと…たったしかに観たぞぉ!”みたいなあやふやな作品もあるぐらい。これが大量消費社会の良くない部分なのでしょう。

しかし、本数をこなさい限り自分の心にジャストミートする作品に出会えないのも事実ではあります。正直、ネット上や周囲の人の評価や口コミで観る作品を選択してるようじゃ甘いと思います。”ちょっとでも気になったらとりあえず観る!”の精神です。当たって砕けろじゃないですが、数撃ちゃ当たるので。ちなみに私のマインドは、オールタイムベストである『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を超える、あるいはそれと肩を並べる感動に出会えるかを基準に作品を漁ってます。そんなのあるかねぇ~でもあるかもしれない。私に課せられた世知辛い運命です。

まとめ

以上、我ながらキモい戯言でした。

キモいとはいえ、これからも金と時間が許す限り漁り続けますしメモも欠かさず残していきますよ。次の10年後は果たしてどれだけの本数を積み重ねているでしょうか…。10年後とかあんまり想像したくねーな。俺にあるのは”今”だけだ!

ということこの辺でお開きです。ありがとうございました。