キャプテン・シネマの奮闘記

映画についてを独断と偏見で語る超自己満足ブログです

第63回:映画館へ愛を込めてPart7 コロナ禍における「俺流」映画館でのルーティン

さて、ご無沙汰しております。

連日の残業(今月一杯は続きそうだ…ツラっ)やTwitterまことしやかに流行っているベスト映画関連に便乗する(これ考えてる間が幸福)ことで忙しくしていたので、なかなかブログを書く時間が取れないでいました。

そんな中、緊急事態宣言が5月31日まで延長となり各映画館の対応にばらつきが出始めました。

 

www3.nhk.or.jp

上の記事では大手シネコンついての対応しか書かれていませんが、都内の中規模の映画館は軒並み営業を再開し始めたようです(小規模のミニシアターの多くはGW中もやってましたね)。もうおとなしく休業要請に従っているだけの体力は残ってないというこうとでしょう。

ということで今回は、宣言下で映画館に行っても良いか迷っている人の背中を押す狙いと自身の中に眠る若干の後ろめたい気持ちを払拭するべく、私のコロナ禍で身についた映画館での我流のルーティンを語っていこうと思います。まぁ実践してる人は多いことかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

captaincinema.hatenablog.com

↑常時の「俺流」ルーティンはこちら

 

 

 上映前

 

一人で観に行くのは前提条件

この理由はシンプル。感染しうるリスクの排除です。1人であれば会話をする機会もなくなるし、どこかへ寄り道する機会も圧倒的に無くなります。

そもそも論、95%ぐらいの確率で1人で観に行く私にとってコロナ禍とかあんまり関係ないんですけどねw。あっこんな事を言うと時々、一人で観に行くのは寂しいだのハードル高いだのと耳にしますが、いやいやいや。むしろ映画館ぐらい1人で行けないようじゃ一体どう生きていらっしゃるのですか?

私が1人で映画館に初めて行ったのは高校2年の時。最初の方はハードルの高さを感じました。自分と同い年ぐらで一人で観に来てる人は見かけることはなくアウェー感は否めなかったです。しかし、回を重ねていけば何て事なくなります。

1人で行くメリットとして、まず付き合いの関係でそこまで興味のなかった作品を観に行くというケースなんて有り得ない話。また自分の中で渦巻く感想や考察をじっくり煮詰めることが出来るのも良いです。まぁ語り合いたくなるような作品を観た場合のぶつけどころがないのは少々痛手ですが、1人で観る時間も至福な時間だと思います。

 

他県の誘惑に屈しない 

TVやネットのニュースを見ていると、宣言の出ていない地域のシネコンへと足を運ぶ人が多く、人の流れを抑えることに繋がっていないとの話題があがっているのを目にします。不用意な越境は褒められた行動ではありませんが、気持ちは充分にわかります。

何しろ今のシネコンエヴァ、コナン、るろうに剣心のような人気作品が乱立している状態です。元々GWの集客を見込んだ公開スケジュールを組んでいたでしょうからそうなるのは当然。対象地域の映画館が休業することでおのずと休業していない地域の映画館が混雑するのは容易に想像出来ます。政府機関や自治体は公開中の映画にどんなのがあるかを考慮材料の一つにする必要があったように思います。

幸い私には越境してまで観たい作品が今のところ無いので助かってますが、もしそれらのファンであったらどういった行動を取っていたかは分かりません。とりあえず誘惑には屈しないことが大事です。

 

一席空け予約は暗黙の了解

今の時期だと収容人数50%といった規定を設けているので1つ空けでしか座席の予約は出来なくなっています。しかし、緩和をされていた今年の初めの方でも座席の1つ空け予約が暗黙の了解となっているのが昨今の風潮です。混んでる上映回では致し方なかったですが、私自身座席一つ空け予約がマナーだと感じていましたし、そのスタイルに慣れてきてしまっているのもあります。

周囲を見渡せば、案外カップルや夫婦といった連れで来てる人でも1つ空けで座ってる光景は時々見かけたりもしました。あれは間の席を荷物置きにしたりゆったり座れるというメリットを考えてのことかもしれませんが、今後コロナが落ち着いてもこの風潮は継承されていくかもしれません。それはそれで少し寂しいような…。やっぱみっちり満員の上映回の方が心なしか高揚感があります。2019年、初日に観に行った『アベンジャーズ/エンドゲーム』の会場が懐かしいです。

ちなみに映画館の座席予約じゃなくても電車の席なんかも割とそんな風潮。律儀に一個空けで座っているのに、均衡を崩すように間に座ってくる奴がいると良い気持ちはしないですよね。

 

上映中

 

「映画」のことしか考えない

上映中というより映画館に入った時点からですが「映画」のこと以外は何も考えないようにしています。前々からではありますがコロナでしっちゃかめっちゃかになってからは一層心掛けるようになりました。これから観る作品は勿論、公開予定の映画のポスターやフライヤーを見ながら頭の先からつま先まで「映画」を浸透させます。世俗や社会の動向の隙居る余地を与えません。その為上映直前はスマホもなるべく見ないようにしてます。ネットニュースなんか見て、腹の立つクソみたいな話題が目に飛び込んで来たら最悪。いらない情報はシャットアウトです。

映画館は神聖なる場所、日常の諸々のことなんぞ映画館では捨てちまえ!目の前の作品に全力で挑め!

 

上映後

 

なるべく映画館以外には寄らない

緊急事態宣言中は外出している時間を減らすということが何よりも大事なことだという認識なので映画館以外の場所は避けざる負えないのが最近の思考回路。

ここで一つ主張しておきたいのが、私個人にとって「映画館に行くこと」は不要不急ではないということです。心の安定において重要であり、公開期間があるという意味では急を要す。もはや日常の一部なのです。ただそれ以外の生活を送る為の最低限の外出を除くと不要不急となってしまいます。ホントは映画終わりに美味いもん食いたいし、本屋やゲームセンターにも寄りたいですが、今は辛抱するしかないですかねぇ。それらの店の売り上げに貢献という大義名分も結局は言い訳になってしまうのか…うーん難しいですな。この状況がいつまで続くのかは知りませんが。

 

まとめ

以上、こんな感じで自分なりの工夫というかあれこれ尽力しているつもりです。

色々と制約尽くめで疲弊し切ったご時世ですが、一介の市民一人がどうこう出来る問題でもないので息を潜めて耐えるしかないです。耐えるしか。

ということでこの辺でお開きです。ありがとうございました。