気付けば今年も残りあと1か月。ついにこの自分だけ楽しい企画を行う季節となりました。思えば今年はコロナウイルスの話題も薄まり人々が良くも悪くも活動的になってきたのでしょうか。年明け早々闇バイトなるバイト感覚で犯罪に手を染める若者たちが社会問題に。某海賊アニメへの風評被害もさることながら、やはり根本にあるのは経済的あるいは精神的貧困や不景気という事になるわけで、対策が急がれる岸田首相は爆弾による襲撃に遭うというきな臭い事件も起こりました。G7広島は成功したのかもしれませんが、経済対策や少子化対策(こども家庭庁?)、マイナンバーの不備をどうにかしてくれというところで問題は山積み。支持率低下もあってか増税メガネなんてイマイチな蔑称まで飛び出しました。
そんな日本において今年最も大きなニュースとなったのはジャニーズ性加害問題でしょう。ジャニー喜多川による悪行は、過去に一部週刊誌での報道や暴露本の出版があったものの真剣に向き合う事を避けてきた日本社会。BBCという他国からの糾弾には黙ってられなくなったのでしょう。社名変更や所属タレントの相次ぐ退所、CM/歌番組への出演の大幅減少、さらに紅白歌合戦への出演が一切なしと波紋を呼んでいます。(だからといって流行語大賞の候補に性加害がノミネートされるのは流石に気持ち悪さを感じます、流行りみたいに言うのもねぇ)
そして世界に目を向けてみると、ウクライナ侵攻(まさかレオパルト2に注目が集まるとは)の終わりが見えない状況下でイスラエル ガザ地区の軍事衝突が苛烈化。ハワイ島の山火事やトルコ・シリア大地震もあり、いよいよ世界が黙示録的なフェーズにでも突入したかのように混迷を極めています。
その他、ヌートバーや「アイドル」、インボイス、カイラサ合衆国、チャットGPT、Don't worry I'm wearing、クマ被害にウータン卒業が話題となった2023年。映画関係でも様々なニュースが飛び交いました。細かいニュース含めると膨大な情報量となるので、個人的にデカかったと思う話題を偏った独自見解まみれで振り返ってみようと思います。
↓こちら中野サンプラザでの一枚、再開発に伴い今年閉館となりました。
↓去年の内容はこちら
変わる配信サービス業界
まずは、毎年目まぐるしく変わる配信サービス業界の話からいきましょう。
私、今年からU-NEXTに加入しましたが、今年U-NEXTはParaviと統合しました。まぁ統合というかU-NEXTが吸収したといった方が良さそうですが、これで国内最大規模の配信サービスになったのではないでしょうか。U-NEXTって映画・ドラマに限らずエンタメ総合プラットフォームって感じ。有線サービスのノウハウを活かしてのサービス展開でしょうね。(就活の時、USENの採用試験受けたっけなぁ…)
また『怪物』でカンヌ国際映画祭の脚本賞を受賞した坂元裕二は、Netflixと5年契約を締結。その1発目として映画『クレイジークルーズ』も11月配信されました。坂元裕二の作品は暫くはNetflix独占という事になるのか?『東京ラブストーリー』などTV業界で活躍してきた方が配信サービスに鞍替えって事ですから時代を感じさせます。
さらにGAYO!のサービス撤退やParamount+が日本上陸と新旧プラットフォームが群雄割拠状態。世はまさに配信サービス戦国時代です。いち消費者としては困ったものです。観たい作品ごとに独占配信されているプラットフォームが異なるので、一体どれだけサブスクの掛け持ちしないといけないんだって話。評論家やコメンテーターの方々はさぞかし大変でしょうね。
これら配信業界の煽りを受けたのは間違いないでしょう。国内最大規模を誇ったSIBUYA TSUTAYAでの店頭レンタルが廃止となりました。渋谷に行く用事があれば、ほぼ必ず覗きに行っていたレンタルコーナー。平気で1時間近くブラブラしてしまうその物量は私にとって“こんなに観た事ない映画があるのだ”という洗礼を受け、映画への思いを引き締める場所だったんです。ネットでレンタル出来る?違う、そうじゃないんだ!大事なのは「所狭しと陳列」なのよ。一時代の終焉は哀しいものです。
↓『怪物』についてこちら。
ハリウッドでのストライキ
こうした配信サービスの隆盛は映画を作る側の人々にも影響を与え、それらによって起きた問題解決のためハリウッドが立ち上がりました。
5月から約1万人の脚本家が加入する全米脚本家組合がストライキを行う事を発表。その後7月からは追随するようにハリウッド最大規模の組合である全米俳優組合もストライキを始めました。俳優と脚本家の同時ストは1960年代以来63年ぶりとなり、製作停止による作品公開日の延期や俳優のプロモーション活動停止によるハリウッドスターの来日キャンセルも相次ぎました。
そのストライキの内容は、動画配信サービス関連企業に対するの適切な賃金やロイヤルティの是正と人工知能(AI)を使用する際の保証が主な争点となりました。
まず動画配信におけるギャラの問題ですが、こちらは以前から問題として話題となっていたかと思います。一昨年の本企画で取り上げました MCU作品『ブラック・ウィドウ』が当初、劇場公開のみの契約だったはずが配信サービスとの同時公開によって貰えたはずのロイヤルティが減ったという事で、主演のスカーレット・ヨハンソンがディズニーを提訴したなんて話もありましたし、後でまた名前が登場しますクリストファー・ノーラン監督も動画配信関連で揉めてワーナーブラザーズと手を切った話がありました。この問題に関しては有名役者/監督だから表沙汰になったわけで、他にもこうしたトラブルが絶えなかったからこそ今回の動きとなったのでしょう。
またAIに関してはどうなんだと驚きましたよ。AIでスキャンした俳優を作品に出して永続的使うみたいな。で、報酬はそのスキャンした際だけ発生ってそりゃ酷い搾取だこと。やくざ的にいえば“顔でメシ食ってんだ、馬鹿野郎!”です。脚本に関しても今やAIに小説や脚本を書かかせるだなんて血の通ってない無機質な事をやるなと思いました。そこまでして人件費を削減したいんですかね、世知辛い世の中です。
なお、AI技術の発展は脚本家や俳優のみならず、多くの人々の職業にも絡んでくる問題だと思います。何でも手当たり次第にAIや自動化で代替なんて事になれば、雇用がなくなりますからね。仕事がなくなればお金を得る仕組みは破綻、極論資本主義社会が立ち行かなくなるのでは?技術革新が必ずしも良いとは限らないそんな気がしてなりません。技術を開発する側のインテリさんもメリットばかりでなくデメリットも考慮してほしいものです。
現在、双方共に主張内容の合意が概ね取れ、脚本家組合は9月に、俳優組合は11月にスト集結となっています。各企業としては、動画やAI導入で恐らくどさくさ紛れのコストカットを狙ってたのかもしれませんが、そうはいかなったかな?仕事には正当な報酬を払えという事。西武そごうのストとは違ってしっかり結果が出ました。
俳優たちの不祥事
こうした時代の進歩とも戦わなくてはいけない俳優たちですが、今年は俳優の不祥事関連もちょこちょこありました。
数年前から暴行による警察沙汰やグルーミング、薬物疑惑とトラブルまみれのエズラ・ミラーが主演の『ザ・フラッシュ』。さらにDV疑惑で裁判沙汰のジョナサン・メジャーズの出演している『クリード 過去の逆襲』が公開されました。私自身どちらの作品も観に行きましたが、決してまっさらクリアな気持ちで観ていたわけではありませんでした。二人とも演技が上手いから尚更モヤモヤするのよねぇ…。
俳優のトラブルの扱いは海外でおいてどのぐらいものなのか、世論的にはどのようなリアクションなのかは分かりませんが、日本においても様々なトラブルがありました。まず広末涼子が芸能界抹消という形に。私、ぶっちゃけ不倫というパーソナルな問題程度であそこまでこっぴどくタタき潰す世間にも恐ろしさを感じざるを得ません。まぁ芸能界抹消には他にも何か理由があったのかもしれませんが。
また薬物使用の容疑で逮捕された永山絢斗のケースに関してもそうです。確かにこちらは法律違反という意味で不倫以上のシビアな判断を要しますが、二度と表舞台に出られないぐらいのプレッシャーをかけるのはちょっと違うと思います。現に逮捕後直近で公開が控えていた「東京リベンジャーズ」の最新作はそのまま公開となりましたし、過去に薬物使用歴のある方の俳優業復帰もある(沢尻エリカって復帰するのね)ので、昔ほどの手厳しい風潮は無くなったのかもしれません。
どちらも人殺したわけじゃないですしねぇ。という点で言うと自殺幇助の容疑で逮捕された市川猿之助に関しての処遇(出演映画の公開中止やNHK+での出演作の配信停止)は致し方ないと思います。映画やドラマってたいてい人が死にますからね。さすがに殺人系統の容疑の掛かった人の出演作は気が進まん…。
こうした問題は昨今のキャンセルカルチャーにも結びつくテーマ。以前どっかで書いたかもしれませんが、キャンセルカルチャーは個人各々で行うものだと思っています。”あいつが出演してる作品は観るな”と社会全体が強要し、皆で同じ方向となるのは如何なものか。それは不健全な文化だと思います。
↓『ザ・フラッシュ』と『クリード 過去の逆襲』についてはこちら。
“バーベンハイマー”問題
てな感じで不祥事には割と寛容なところを持ち合わせていますが、こちらはちょっと看過できないぞ。それがバーベンハイマー問題です。
米国にて世界的人気を誇る人形 バービーを実写化したコメディ映画『バービー』と原爆開発者を描いたクリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が同日公開となり双方共に大ヒット記録。2本立てで観に行く人が増えた事もあり、ファンの間で2作品の画像を加工/合成し、キノコ雲の髪型をしたバービーや爆発を背景にキャラたちが笑っている画像をSNSに投稿するのが流行したのが「バーベンハイマー」です。
いわるゆミームというもの。まぁこれ自体は別に良いんですよ。そりゃ私も日本で育った関係上、原爆というものの恐ろしさは子供の頃から教育されているぶん不謹慎さは感じました。ただ流行りの「ネタ」ですからね。私たち自身も無自覚なうちに誰かが不謹慎だと思う事を「ネタ」として消費してたりするはずでネタやジョークには常にこうした問題が付いて回るものです。
しかしこのミームの画像に対して『バービー』の公式アカウントが便乗。画像に対して好意的な返信(リプ)を行ったのです…ってちょいちょい!それはダメだろ!個人と企業とでは社会的責任というものが大きく変わってきますし、しかも「忘れられない夏の思い出になる」でしたっけ?企業の対応としてあまりに無神経過ぎますし、リスクヘッジが出来ていないと思います。なお、先ほど取り上げたエズラ・ミラー&ジョナサン・メジャーズの問題に関してもワーナーブラザーズ関連なんですよね。世界的企業の信用問題が問われます。
なおこの騒動、なんと映画化の噂がある様子。いや、どういう事?バービーが核兵器を製造する話でしょうか(それは1979年公開の『太陽を盗んだ男』じゃんか)。それとも一連の騒動を描いた戦争や核兵器の捉え方を問う社会派映画か?どっちにしても流石何でもエンタメ消費してしまうアメリカです。
ちなみに米国における原爆使用が正当だったと考える人は減少しているといいます。それもあってか『オッペンハイマー』で被爆の実態がほとんど描かれていない事も議論になっているようです。私自身、去年広島の平和記念資料館を訪れた際、アメリカ国籍の方かまでかは分かりませんが、思っていた以上に海外からの方も来ており真剣な表情で展示をご覧になっていたのを見てその変化は感じました。ちょっと言い方はアレですが、わざわざ日本へ旅行に来て、他に沢山観光地があるのにあえて選んで訪れているわけですよ。他国の戦争の歴史に目を向ける、これは非常に立派な事ですし私たち自身も国内における被害の側面だけでなく、他国への加害の側面も注視すべきだと思いました。
っていうか早く『オッペンハイマー』日本公開してくれ!観ない事には始まらん!
↓『バービー』についてはこちら。
『リトル・マーメイド』人種論争
ハリウッド大作での論争はもう一つ。
予告公開の時点から議論を呼んでいたディズニープリンセス作品『リトル・マーメイド』が公開となりました。主演を演じるのはハリー・ベイリーというアフリカ系女優。白い肌に赤毛というアニメ版とは異なる褐色の肌にドレッドヘアというルックスが注目を受けました。とりわけ日本ではポリコネ(ポリティカルコネクト)の影響で容姿の似ていない人がキャスティングされたなんて意見も散見されました。
私、つくづく実写映画における実在した人物や漫画/アニメのキャラクターを演じる役者を「似ている」or「似ていないか」で良し悪しを判断する傾向にまったく好感が持てません。大事なのは似ているか否かではなく「見える」か「見えないか」だと思うのです。例えば『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年公開)のフレディ・マーキュリー。演じているラミ・マレックは本人にさほど似ているように見えませんが、不思議なものでしっかり「らしく」見えます。今年でいえばあれですね。お笑い芸人の山里亮太と若林正恭をジャn…失礼、スマイルアップ所属のアイドルが演じたTVドラマ『だが、情熱はある』も見た目は似ていなくても「らしく」見えるを体現していたかと思います。実写の作品はルックスではなく「演技」というのが最大のポイントなのです。本当に似ているのが見たいならコスプレで事足りるだろうし、それこそAI生成したCG人間で代替出来ると思ってしまいます。実写化たる所以をもう少し考えるべきではないでしょうか。
なんて偉そうな事を言ってますが、本作『リトル・マーメイド』は未鑑賞。アニメ版も観た記憶がありません。最近ディズニー作品自体ご無沙汰になっているので、そもそも畑が違う話題でした。あっそういえば今年はウォルト・ディズニーが創立100周年ですって。それを記念してかリバイバル上映が何作かされてたかと思いますし、これからその記念作品である『ウィッシュ』が日本公開予定です。やっぱタイトルだけ見るとDAIGOが思い浮かぶ。宣伝大使みたいな粋な事やってないかなぁw
物価高は映画館も
そんな話題作が公開される映画館ですが、昨今の値上げラッシュがここにも影響しているようです。今年の6月以降、TOHOシネマズを皮切りに順次100円の値上げで通常料金が2000円となりました。東宝さんは黒字じゃないの?なのに値上げってのは恐らくですけど、近年の物価高の影響と予約画面のQRコードで入場可能となったチケットレス導入もあるのかなと。まぁ私は半券コレクターなので何が何でも発券しますけどねぇ!
また、新宿歌舞伎町には料金が4000円を超える映画館 109シネマズプレミアム新宿がオープン。正直あそこに誰が観に行ってるんでしょうか、めちゃくちゃ稼いでいるホストとか?悪質ホストではないだろうな。少なくとも私のような毎週映画館へ行く人間には不向きです。だって2本分でしょ?ありえねー。おまけにトー横キッズと呼ばれる人々が集う場所にあるのもカオスな光景です。
ともあれ2000円代への突入により、私自身TOHOシネマズの200円オフクーポンやU-NEXTのポイント使ってちょっとでも安く抑えようと努める気持ちが高まりましたし、観に行こうか足踏みする作品も増えた気がします。年々気軽さが薄まってる気がするんですよね。これでは映画館への来客数がより減少しまうのも懸念されます。別に話題作は良いんですよ、問題は中小規模の作品により人が集まらない事の常態化です。って考えると私みたいな人間が身を削ってでも観に行った方が良いのかぁ。
テーマパークとは?
映画離れを感じざるを得ないのはこんな所でも。
ユニバでお馴染み大阪のユニバーサルスタジオジャパン。そこから映画をテーマにした数々のアトラクションの撤退が決定したようです。まぁスパイダーマンのアトラクションはディズニーやソニーの利権が絡んでいて複雑でしょうから致し方ないのかも。しかしターミネーター2やバック・ドラフトのアトラクションが無くなるのは集客不足が理由でしょう。以前にはバック・トゥ・ザ・フューチャーのアトラクションもなくなりましたが、ディズニーリゾートのように新アトラクションはエリア増築する事で増やすのとは違って入れ替わりで対応しているようです。
まぁ今のUSJが集客を見込めるのは容易に想像が出来ますよ。ただコンセプトに統一感がないのが引っかかるんです。果たしてテーマパークと呼べるのか?という。それに、あからさまな"売れてるコンテンツ"とのコラボは金儲けのニオイが如実で嫌らしさを感じてしまいます。それとさ、一時期流れてた地元を離れたけどUSJのある大阪に引っ越して良かった〜的なCM、めっちゃ癪に障ったな。二度と地元に顔出すな!破門じゃ!
それに比べると、としまえんの跡地に今年オープンしたハリーポッターの施設 メイキング・オブ・ハリー・ポッターはテーマが一貫しており「テーマパーク」と呼べる気がします。そういえばとしまえんはなくなったけど、トイザらスや温泉施設みたいなのは残ってるのかな?
マッドマックス関連
としまえんの跡地がワーナーブラザーズ管轄だけにマッドマックスのテーマパークを期待していたのは7割冗談で、毎年恒例こちらの企画マッドマックス関連です。
さて来年にまで迫ったスピンオフ作品『Furiosa』ですが、来年のカンヌ国際映画祭でのお披露目を目指しているとの噂が。これはあくまで噂であり、やはりネックになるのが全米映画俳優組合のストライキ明けの動きなようです。だとしても、あぁじわじわ現実味を帯びてきた。つい先日、ファーストルックも出ましたし、もしカンヌで公開となれば日本公開は早くて夏から秋にかけてぐらいでしょうか。それまでは健康で文化的な模範市民として生活しなくてはw
そんな私の個人的ニュースとして、実は今年「怒りのデス・ロード」を映画館で観れていないという大惨事が…これで私の2015年から毎年1回は観ていた連続記録が途切れました。だって都内でどこも上映してませんでしたよね?畜生め!しかし「怒りのデス・ロード」の意志を継ぐ映画『SISU/不死身の男』があったのは救いとなりました。さらに映画館で観られなかった事を補うかのようにマッドマックスのゲームを購入。ご存知の方からすれば、2016年発売の随分昔のゲームじゃないかという話なんですが、訳あってPS4を入手したのがきっかけでした。やっぱりゲームになってもマッドマックス世界観は唯一無二です。ってかデス・ランムズくね?私のマシン操作がポンコツなだけか?
ってな事を書いていたら何と本日1日にUS版予告が解禁!うあぁぁああヤバいヤバい、うほっ!って何書いてんだ俺は。ちょっとテンションおかしくなっちゃいましたが、一時停止して細部を確認しながら既に10回近く見てしまってます。若かりし頃のイモータン・ジョー(演じているのは誰だ?)やピカピカなウォータンク、フュリオサ愛用のシモノフSKSと怒りデス・ロードからの流れを組んでいるだけあって血潮が沸く要素が盛りだくさん。クリス・へムズワースも髭もじゃ&変な格好で元気良く登場してます。もうここで宣言しますがよっぽどの事がない限り私にとって来年のベスト映画ですよ(スパイダーバースの新作が対抗馬かなぁ)。あぁ早く観てー。
↓リンクも貼っておきます。皆で沢山見てバズらせよな!
↓『SISU/不死身の男』についてはこちら
最後に
以上、8つのテーマを思う存分語りました。
その他、ラジー賞の謝罪や坂本龍一逝去、またも濱口竜介監督快挙がありましたがこの辺でお開きにしましょう。来年もきっと嬉しいニュースも残念なニュースもやってきます。いち映画オタクの端くれとして今後も追っかけていく所存でございます。それではありがとうございました。
※参考
・朝日新聞 2023年6月27日(火) 朝刊24頁
・朝日新聞 2023年7月15日(土) 朝刊3頁
・朝日新聞 2023年8月8日(火) 朝刊3頁
・週刊文春CINEMA2023秋号 72~75頁
・ハリウッド脚本家、スタジオ側と暫定合意 スト終結に向け - BBCニュース
・米俳優労組、スタジオ側と暫定合意 118日間のスト終結へ - BBCニュース
・『マッドマックス』シリーズ新作『フュリオサ』、2024年5月にカンヌ国際映画祭で初上映か | THE RIVER